【BTCUSD】戻り売りの好機到来？H4下降トレンド×M15下落サインで攻める！

こんにちは、もっちです！本日のビットコイン（BTCUSD）チャート分析をお届けします。最近のビットコイン、なかなかスッキリしない動きが続いていましたが、チャートをじっくり紐解くと「あるサイン」が見えてきました。今の相場、大きな流れに逆らわずに利益を狙うチャンスが近づいているかもしれませんよ。それでは、一緒に見ていきましょう！

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H4環境認識：重たい空気が漂う完全な下降トレンド

まずは4時間足（H4）で、相場の大きな地図（環境認識）を確認していきましょう。

チャートを一目見てわかる通り、全体的な流れは「下」を向いています。私がいつも注目している2本の移動平均線（EMA）の位置関係を見てください。

まず、長期的な方向性を示す水色の線（EMA 200）が上段に位置し、緩やかに、しかし確実に右肩下がりを描いています。これは、相場全体が「売り優勢」であることを示す強力な屋根のような存在です。

そして、その下を這うように推移しているのが、短期的な勢いを示す紫色の線（EMA 20）です。現在は「水色の線＞紫色の線」という配置になっており、これは教科書通りの下降トレンド（パーフェクトオーダーに近い形）を示唆しています。

直近のローソク足を見ると、一度紫色の線（EMA 20）を上抜けようとする動きも見られましたが、結局はその付近で頭を抑えられ、再び下落を始めています。これは「戻り売り」が入っている証拠ですね。サブウィンドウのRSIを見てみると、数値は40〜50付近を推移しています。売られすぎ（30以下）の過熱感は解消されていますが、かといって強い上昇モメンタム（勢い）があるわけでもありません。「下落の余地がまだ十分に残っている」と判断できる状況です。

このH4の状況から、今のビットコインは「基本的には売り目線」で構えるのがセオリーと言えますね。

M15詳細分析：騙しの上昇から現実への回帰

次に、エントリーのタイミングを計るために15分足（M15）を詳しく見ていきましょう。ここで非常に興味深いプライスアクションが発生しています。

少し前までは、紫色の線（EMA 20）が水色の線（EMA 200）を上抜ける「ゴールデンクロス」が発生し、一時的に買いの勢いが強まる場面がありました。「おっ、トレンド転換か？」と思った方もいたかもしれません。

しかし、直近の動きを見てください。上昇は長続きせず、再び価格がズルズルと下がってきていますね。特に注目したいのが以下の2点です。

価格が2本のEMAの下に潜り込んだ： 現在、ローソク足は紫色の線だけでなく、長期の砦である水色の線（EMA 200）をも下回って実体確定しつつあります。これは、短期的な上昇トレンドが否定され、再び下落圧力が強まっているシグナルです。
EMAの形状変化： 紫色の線（EMA 20）が山なりになって下を向き始めています。これから水色の線に対して再び「デッドクロス（下抜け）」しようとする動きに見えます。これが確定すると、下落の勢いはさらに加速するでしょう。

また、RSIも50を下回り、30に向かって頭を下げています。これは、買いの勢力が撤退し、売り手が再び主導権を握り始めたことを示しています。

つまり、M15で見られた一時的な上昇は、H4の大きな下降トレンドに対する「調整（戻り）」に過ぎなかった可能性が高いです。そして今、その調整が終わり、本来のトレンド（下落）に戻ろうとしている瞬間だと捉えられます。

本日のトレード戦略

以上の環境認識と詳細分析を踏まえた、もっち流のトレード戦略です。

本日は「売り（ショート）」をメインシナリオとして組み立てます。

【エントリーの狙い目】 現在は価格がM15のEMA 200（水色）を割り込んだ直後です。ここから飛び乗りで売るのも一つの手ですが、より安全に行くなら、一度軽く戻して「紫色の線（EMA 20）や水色の線（EMA 200）にタッチして反落したところ」を狙うのがベストです（戻り売り）。あるいは、直近の安値を明確にブレイクした瞬間にエントリーするのも有効でしょう。

【利確・損切りの目安】 利確目標（TP）は、H4チャートで見える直近の最安値付近、もしくはキリの良いラウンドナンバーを第一目標にします。損切り（SL）は、M15で直近の高値、つまり今回の上昇が止められたポイントの少し上に設定します。もし価格が再び水色の線（EMA 200）を力強く上抜けて定着してしまった場合は、シナリオが崩れるため潔く撤退です。