NZDUSD:H4とM15の総合分析_2025/01/16
1. H4とM15のトレンド
NZDUSDのH4チャートでは、全体的に下降トレンドが継続しているものの、直近では一時的な反発が見られています。一方、M15チャートでは、価格が上下に動きながらもレンジ相場を形成しており、明確な方向性が欠けている状態です。このため、中長期的には下降圧力が強い一方で、短期的には方向感に欠ける動きが続いています。
2. H4とM15のEMA20とEMA200の位置関係
H4ではEMA20(紫色)がEMA200(水色)の下に位置しており、典型的な下降トレンドを示しています。価格もEMA20の下で推移していることから、下降トレンドが継続していると判断されます。一方、M15ではEMA20がEMA200の周辺を推移しており、短期的には方向感が乏しい状態です。価格はEMA20とEMA200の間で動いており、レンジ相場の様相を呈しています。
3. H4とM15のRSIの状況
H4のRSI14は50付近で推移しており、中立的な水準を示しています。下降トレンドの中での一時的な反発を反映しており、明確な売り圧力や買い圧力は確認されていません。一方、M15のRSI14は44付近で推移しており、やや弱気のモメンタムを示していますが、売られ過ぎの水準には達していません。
4. まとめとエントリー戦術
NZDUSDのH4とM15を総合的に分析すると、H4では下降トレンドが継続しているものの、直近では一時的な反発が見られます。一方、M15では方向感に欠けるレンジ相場の動きが続いており、短期的なトレンドの形成を待つ必要があります。
エントリー戦術:
- 売り戦略: H4の下降トレンドに沿い、M15で価格がEMA200付近まで戻し、その後再び下落を始める場合にショートエントリーを検討。損切りはM15でEMA200を明確に上抜けた場合に設定。
- 買い戦略: M15で価格がEMA200を上抜け、RSIが50を超えて上昇モメンタムを示した場合、短期的なロングエントリーを検討。ただし、損切りは価格が再びEMA200を下回った場合に設定。
現在の相場では、H4の中長期的な下降トレンドを意識しながら、M15の短期的な動きに柔軟に対応することが重要です。特に、EMA20とEMA200の位置関係やRSIの動きを注視し、明確な方向性が確認された際にエントリーすることをおすすめします。