EURJPY:H4とM15の総合分析_2025/01/15
1. H4とM15のトレンド
EURJPYのH4チャートでは、全体的に下降トレンドが確認されていますが、直近では価格が一時的に反発する動きが見られます。一方、M15チャートでは短期的な下降トレンドが続いており、高値から大きく下落しています。このため、H4の反発とM15の下降がぶつかり合い、短期的には不安定な動きが続く可能性があります。
2. H4とM15のEMA20とEMA200の位置関係
H4では、EMA20(紫色)がEMA200(水色)を下回っており、中期的な下降トレンドが継続しています。現在の価格はEMA20付近で推移しており、このラインがレジスタンスとして機能するかが注目されます。一方、M15ではEMA20がEMA200を下回り、短期的な下降トレンドが継続していることを示しています。価格も両EMAの下で推移しており、売り圧力が強い状態が続いています。
3. H4とM15のRSIの状況
H4のRSI14は44付近で推移しており、中立的な水準ですが若干の売り優勢を示唆しています。一方、M15のRSI14は27.49付近で推移しており、売られ過ぎの水準に近づいています。これにより、短期的な反発の可能性が考えられますが、大きな上昇には至らない可能性があります。
4. まとめとエントリー戦術
EURJPYのH4とM15を総合的に分析すると、H4では下降トレンドが優勢ですが、一時的な反発が見られます。一方、M15では短期的な下降トレンドが継続しており、現在の価格がEMA20およびEMA200の下で推移していることから、売り圧力が強い状態が続いています。ただし、M15のRSIが売られ過ぎの水準にあるため、短期的な反発が発生する可能性もあります。
エントリー戦術:
- 売り戦略: H4の下降トレンドに沿い、M15で価格がEMA20付近まで戻した後に再び下落する場合にショートエントリーを検討。損切りはM15でEMA20を明確に上抜けた場合に設定。
- 買い戦略: M15で価格がEMA20を上抜け、RSIが反発の兆候を示した場合に短期的なロングエントリーを検討。ただし、損切りは価格が再度EMA20を下抜けた場合に設定。
現在の相場では、中長期の下降トレンドを意識しながら、短期的な反発の動きにも柔軟に対応することが求められます。特に、H4のEMA20がレジスタンスとして機能するかを確認しつつ、M15のトレンド変化を注視することが重要です。